※この記事は「片付け前の事前準備と必要アイテム|安全・効率アップのためにやっておくこと」の続編です。

片付けで迷う瞬間は必ずやってくる
どんなに準備万端で片付けを始めても、
「これ、どうしよう…」と立ち止まる瞬間は必ずやってきます。

使わないけど捨てるのはもったいない気がする



それ、片付けで一番の落とし穴かも…
迷い続けると作業は止まり、時間も気力も消耗します。
だからこそ、「自分なりの判断基準」を持っておくことが大切です。
ではどういう風に判断すればいいのか…それをこれから解説しますね。
仕分けの判断基準


「残す」基準
- 1年以内に確実に使う
- 代用できない
- 思い出として生活にプラスの感情をもたらす



これはばあちゃんのアルバムだから中身を見てから考えるわね



お父さんが使っていた工具はまだ使えるね
義母が主体的に残すものを選んでくれたので、分別がスムーズにできました。
「捨てる」基準
- カビ・虫食い・劣化がひどい
- 同じものが複数ある
- 修理するより買ったほうが安い
娘のおひな様です。これは10年以上前の写真ですが、倉庫から出てきた時には長期間の雨漏りのためにカビだらけになっていました。
夫から息子たちに受け継いだ五月飾りも同様にカビだらけに…。もう少し早く雨漏りに気づいていたら…と後悔しましたが、みんなに確認したうえで泣く泣く廃棄処分しました。
「売る」基準
- 状態が良く、需要がある
- 発送や梱包が負担にならない
- 売るまでの保管スペースがある



メルカリに出すのも、保管場所と期間を決めてからにしようね。
食器類は劣化も少なく捨てるのはもったいないということで、メルカリに出すことに。
とりあえず出品してみて売れなかったら、その時にまた考えます。
迷ったときの3つの解決法
期限を決めて保留する
「3か月以内に使わなければ手放す」と決めて、期限を書いた付箋を貼る。
写真で残して手放す
思い出はデータで残せます。アルバム化すれば後から見返せます。
第三者の意見をもらう
家族や友人に「これどう思う?」と聞くと、意外とスパッと決まります。



他人に見せると、急に『別にいらないか』って思えるんだよな。
実際の片付けであった迷い事例
義母が持っていた古い着物
- シミはあるが、柄は素敵
- 使う予定はない
- でも捨てるのは忍びない
→ リメイクができる友人に譲りました。
お金にはならなかったけれど、「また誰かが使ってくれる」という安心感がありました。
おわりに
片付けは「捨てる作業」ではなく、「選び取る作業」です。
迷った時こそ、判断基準を使って立ち止まらず進めることが大事です。
次回は「業者依頼と自力片付けの違い」についてお話します。



今日が人生で一番若い日です。できることから少しづつ行動していきましょう!!
これからも片付けや終活にも目を向けて「ゆっくり整える」日々を記録していきたいと思います。
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